1月・2月ともなってくると、磯釣り師が待ちに待った『寒グレシーズン』真っ只中・・・のはずだが近年の伊豆は様子が違う??悠久の時を超えてやってきました城ケ崎の地磯「寺下」。久しぶりの寺下は微笑むのか?どうぞ最後までお付き合いください!
城ケ崎エリア「寺下」の磯で寒グレ狙い!
今年の直近の釣り履歴を並べると・・
江之浦港→真鶴「道無」→伊東「汐吹崎」→円良田湖(ヘラブナ)→真鶴「戒崎」→城ケ崎「陸平根付近ゴロタ」→入間「加賀根」→下田「横根」→真鶴「戒崎」→真鶴港→江之浦港→伊東「汐吹崎」→城ケ崎「寺下」※今回のはココ→江之浦港→城ケ崎「寺下」
※それぞれリンクになっております。書いてないのもあり!
てかどんだけ江之浦港いくんwwww
最近東伊豆エリア全然やれてないことが判明!!&真鶴は激混みという事で真鶴はスルスルスルルー(笑)で更に伊豆半島を南下して川奈~八幡野あたりまでの空いている磯(無いと思うけど・・)を目指して8時半ごろに小田原マリンターミナルを出発した。
メンバーはお店の常連であり大先輩方2名と久保野さんと僕
4人ともなるとなかなか場所が限られてくる・・まず目を付けたのはおなじみの磯、川奈という所にある「汐吹崎」をチェックする。釣りやすさ等を考えなければ磯自体が広いので他の釣り人が多少いるくらいであれば、おそらく4人でも竿は出せる。この日は駐車場は7割程度埋まっており、歩きで降りて様子をうかがうと手前周辺は空いておりとりあえず竿は振れそう・・。といった感じ。しかしまぁ沖向きは入れ替わりが無いと出来なそう・・川奈港向きの手前なら一応空いているが水深が浅く、荒れているなど特殊な状況以外はちょっと厳しいかも‥(!?)
そうそう!一番手前に釣り座を構えていたメジナ狙いの男性はこの日が初?みたいなこと言ってましたが戻る途中ちょうどヒット!30㎝後半くらいだろうか?立派な口太を釣っておられました♪
喜び・はしゃぐ 大の大人を見て、やっぱり素敵な遊びだな~と思います!あの一匹目のメジナの時の様に感動できる心を常に持っておきたいものだなぁ・・
あの時釣っていた方、おめでとうございます!!
話がそれましたが、相談の結果・・まぁココはとりあえず入れなく・・・・もない! が・・一応八幡野らへんまで見に行ってみることに!どこもあいてなかった場合はココに戻るという選択肢を残してもうひとっ走り・・。
伊豆半島をさらに南下していく、富戸エリアは「宇根」「大根」ともに満員御礼!
そして、城ケ崎エリアに入り蓮着寺駐車場に入り、同行者2人に待機してもらって久保野さんと歩きで磯を見に行く。
2019年に伊豆半島へ上陸した「台風19号」の被害により磯への入り口にあった大木が倒れ、以前の入釣ルートが使えなくなっているのだが・・これを知らないという事は僕は相当ここには来ていないという事になる。まさに悠久の時を超えてやってきた(笑)
ちなみに迂回ルートは寺の駐車場さらに奥へ進んだところから磯へ出ることができる。
※画面左奥へ進む
⇩
※右手にトイレが出てくる。画面左奥の方向に進むと、磯への踏み跡がいくつかあるがどれもたどり着くところは同じ。

磯へ出るとなんとガラ空き!

先行者が一人いたが、海を見て右側のエリアが空いている為ココに決定!
久保野さん「これはラッキーだね~!」
と、早速待たせている二人に報告し本日の釣り場が無事決定した!
お膳立て釣行!?

よっ背負子(よっこいしょ←苦笑)っとみんなで背中に希望と餌を担いで磯へ突入
釣り座の決定権はやはりお客様から!?(笑)
なんて関係でもないのでいつも通りゆるーく
Aさんは前日にいい釣りをしたらしくここでいいよと、④の位置へ
久保野さん曰くココだったら①②が釣りやすいはず・・との事でBさんは①、僕は②、そして久保野さんが③に釣り座を構えた。
僕のイメージも同じで①②あとは先行者のいる所が釣りやすいという感覚。更に僕がいる②は特にやり易いと思う。その次①、右側は全くいいイメージが無い(笑)比較的浅く潮も効かない・・。

という事でお膳立てしていただいたという事は・・そう。
釣らないわけにはいかないという逆にプレッシャーを感じるわけです( ;∀;)
さて、そのお膳立てをいかすことができたのか⁉
ぜひご覧ください
圧倒的縦動き!今、その時、魚のリアルタイムに合わせるがヨシ!?
この時期にしてはちょっと水温が高いのか、16~17度台をキープ。その影響もあるのか開始してから少ししてコマセが効き始めると表層に30㎝位の尾長が見えるようになった。ある程度深くで食ってくると勝手に想像して組んだ仕掛けも早々に変更し浅いタナで餌をとっている尾長を釣ることに集中してみます。
固定にしたりハリスを少し詰めたりしてタナを合わせていきます。魚が触った瞬間を見逃さずにしっかりと掛けアワセが成功した場合、魚のタナにウキ下があっていればこのように上あごにかかることが多くなります。逆に下あごや飲まれている場合は仕掛けがなじむ前、つまりウキ下よりも浅いタナで餌を食べていることが多いです。
尾長は飲まれたら獲れない。
僕はハリスの太さよりも口元にかけることを重視している
セレクトグレの6号がバッチリと掛かった!
※この写真を見ると、尾長用の鈎の軸が長い理由がよくわかる。
この鈎が口太鈎(短軸)だったらどうだろう・・
おそらくちょうど尾長の歯の部分にチモトもしくはむずび目が当たってしまう。
そしてその状態のままやり取りすることで擦れて切れてしまう。
Where has 季節感 gone off to?(笑)
英語わからんので文が成立しているのか不明・・(笑)
何が言いたいかというと、釣りをした感じが完全に冬の釣りではない!
でも逆に水温も適温、今なら潮もある!良型尾長チャンスなのでは!?!?
と張り切って続けると尾長が少しサイズアップ!38㎝くらいまで釣れたところで潮がなくなる。OMG
状況的にはエサ取りも種類・量ともに多めで、足元にはマイクロコッパレベルのメジナまで・・
真冬にしてはコマセの消費が激しい・・
エサ取りの中には黄色いこんなやつまで。チョウチョウウオなんて夏とか秋のエサ取りって感じ・・。ところでこの魚に似たカゴカキダイは超絶うんまいけどこの子はどうなんだろう・・?食べたことある人いますか??今度釣れたら食べてみようかしら♪
そうこうしていると、表層の尾長はあたらなくなり刺し餌が残ってくる状態に。
なんだかさっきまでは忙しく釣れていたので静かになってちょっと寂しい気もするがここからが本番!口太の良型を狙って後半戦突入です。
【後半戦】タナを絞って良型口太連発!!

潮もかなり弱くなってしまったので、インセンド アブトラを使ってエロ釣りたーいむ!
インセンドの024のノーガン玉でウキは水面下残し気味、ゆっくり仕掛けを送り込んでいく。
数投するもオキアミ丸残り!
全然メジナ浮かないっぽいな・・。と、左隣の同行者がヒット!ファルシオンがグイっと曲がる!
これが30㎝後半の口太。
左側のほうが根に近いのでやはりあまり根から離れないのかなぁ?と思い、直結部にジンタンの7を1発!もう少し深いレンジを入念に探ってやろう!
すると答えは早い♪
一投目で・・・
そこそこ重たいよ・・(・∀・)ニヤニヤ
抜いちゃったけど、なかなかいい口太でした!
【ラストスパート】狙うべきタナが見えたので半遊動にかえて効率アップ!?
という事で、その後も同じレンジでいくつか釣ったんですが、軽い仕掛けでは時間もかかるしタナを通り過ぎる可能性もあるのでここで仕掛けを変更していきます。
インセンドのBのウキを使って半遊動仕掛けを組みます、このウキはシモリ玉要らずなので面倒な固定・半遊動仕掛けが楽に組めるため最近僕の中で半遊動仕掛けがアツいです。ウキ下は1本半ほど、オモリの打ち方は直結部に2と4をつけておいて状況次第で4を下げて段シズぽくしました。
振り込み直後は少し多めに糸を出して遊動を早めに落とします。これはさっきまで軽い仕掛けで上から探っていましたが狙いのタナまではほとんど餌がとられなかった為、そこまでは捨てて狙いのタナにエサがある時間を極力長くするようにしようと思ったからです。
そしてこの作戦がハマり、さっきよりも明らかにテンポよく釣れ始めました!
足元&表層のエサ取りさえかわしてしまえば餌は残っていたのでアタリが出るまでしっかりと待てます。
狙いのタナに刺し餌を置く→待つ→アタる
というわかりやすい工程の上に、ウキ下が決まっているのでシビアな道糸管理も必要ありません!
こうなればめちゃくちゃ簡単!
これは一回りデカそう!!
40㎝位の口太!ずっしりと・・♪
その後も好調で気持ちよく納竿です。
やっぱ冬は口太よねぇ♪
以前補強したスカリも大活躍♪
いくつかお持ち帰りもしてみました!おいしく調理されてくれなぁ!
あれ?(笑)
帰りは安定の伊豆っ子ラーメンでした!
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