新素材、新しいカラーリング、号数別の設計・・と気になるところ満載の鈎について実物が手に入ったので見ていきましょう!
【がまかつ】G‐HARD V2 セレクトグレ
【半スレ】の口太~尾長に対応した鈎だそうで、4~8号の五種類の展開になっています。
「G-HARD V2 セレクトグレ」は、各鈎サイズに求められる形状と太さを熟考し、あらゆる釣り場・魚種・サイズに対応する「号数別専用設計」を採用。小型号数は、魚とのコンタクト性を優先した鈎形状と、マキエとツケエの同調を容易にしつつ、不意の良型にも対応できる絶妙な太さに設計。大型号数は、尾長の鋭い歯を避け「口元掛け」を可能にするシワリ形状と軸長に設計。鈎色は、集魚剤色に染まったオキアミになじむ「カモフラージュレッド」を採用。素材は、驚異的な鈎先耐久性とフトコロ強度を備えた「G-HARD V2」を搭載することで、度重なる磯や魚との接触においても鈎先が鈍りにくく、良型が掛かった場合でも安心したやり取りが可能。素材・太さ・形状・色、考えられる全ての要素に対して熟考を重ねた結果、鈎選びの際に自信を持って「セレクト」できる新機軸グレ鈎に仕上がりました。
気になるポイントが多いですね~
ということで、特徴を見ていきましょう!
G-HARD V2とは・・
がまかつでは鈎の材質が従来の材質に加え「T1」「A1」「G-HARD」とあったのですが
そこに新しく「G-HARD V2」という新素材が加わりました。
以下、がまかつのカタログに載っている表をもとにイメージの図を作成しました。
※あくまでカタログを見ながら真似たものなのでその辺をわかったうえで見てください(笑)
強度という図ではこんなかんじでした。
これは従来材に比べると、「A1」「T1」も高いグラフになっていますね!
比べて「G-HARD V2」「G-HARD」は一番高いグラフになっています。
続いて硬度です
ここでは「T1」が低くなっています。
ここでも新素材は一番上ですね。
続いて耐摩耗性
ここで大きく差が出ました。
ちょっとまって・・
G-HARDとG-HARD V2
性能変わらないんじゃ・・?
グラフを見る限り確かに一緒です。
なんだよ・・・(笑)
と、思いきやそうじゃないんです!
「T1」「A1」「G-HARD」「G-HARD V2」
それぞれ特性が違うそうで・・・
まず「A1」
これは釣鈎専用特殊素材で強度・耐摩耗性はG-HARDに限りなく近くなっているそうです!
じゃぁ「G-HARD」でいいじゃん・・
と思われるかもしれませんが、この「G-HARD」は、鈎先がなまりにくく、ガラスにも傷をつけるほどの世界一の強さを誇る素材がゆえに加工が難しいそうです。
なのでこの素材を使った製品は鮎の友釣り用の鈎などにたくさん使われています。
そう・・【スレ鈎】※カエシが無い鈎
つまり加工面では「A1」の方が優れているという事なんですね!
そして今回の「G-HARD V2」はこの最強クラスの強度と加工性の高さを併せ持った
超すんごい鈎、ということです!!
その強くて加工もしやすくなったことで
セレクトグレでは【半スレ】※小さいカエシが付いている鈎 と、この後書きますが・・細かいシワリなどの形状が可能になっているんですね~
号数別専用設計とは・・
がまかつ製品のグレ鈎だけでみても20種類以上の鈎が出ています。
それぞれ特徴があり、使う場面など様々で迷う方も多いはず・・
そんな方はこの動画を見てみると面白いかも
今回のセレクトグレを開発した久保野さんの独自の鈎へのこだわりやイメージを参考にしていけば、自分の鈎のセレクトにつながるんじゃないかと思う。
これは実際の製品を4~8号と並べてみたもの
例えば4号と8号の軸を揃えてみるとこうなる。
ちょっとズレてるけど(笑)
平行にするとこうなるのだが、鈎先に注目!
8号(大きい方)の鈎先は軸に向かっている。この鈎先の曲がりをシワリなんて呼ぶそうで、尾長用の鈎なんかに多い。
もっと内側にまわりこんでいる「ネムリ」なんて鈎もある。
4号のように鈎先が開いている方が単純に掛かりやすいんだけども、場面によっては都合が悪いことも・・それが尾長を狙う時!
魚のアタリをしっかりとらえて電光石火のごとくアワセを決められる場合はあまりシワリが無い方がいいのかもしれないけど、慣れてない人や本流や魚のタナが不明の場合なんかは鈎先がめちゃくちゃねむっている「あわせちゃダメジナ」なんてのがおすすめです!
実際僕もタナがいまいちわからない時はよく使っています。
動画内では最初ダメジナでタナをなんとなく絞ってからTKOでさらに釣ることができました!
まぁ過去の話はその辺で
セレクトグレの大きい号数は尾長のイイヤツにも対応しているということですね♪
僕が良く釣りをする伊豆半島でも不意に良型の尾長の気配が・・なんてことも結構あるので、かなり活躍してくれるはず!
カモフラージュレッドとは・・
続いて鈎の色ですが、これまた絶妙♪
これは最近多いピンク系の配合に染まったコマセの中のオキアミに近い色になってます。
また、久保野さんがいつも使ってる久保野さん自身で作っている付け餌(小田原マリンターミナルにて販売)にもばっちり合います!
・・・と、じつはこの辺まで書いたところで記事が消えてしまったんです・・(笑)
頑張ってここまで復元したんですが、読み直してみて気が付いた・・
中身うっす・・
どうもありがとうございました。
また来てください
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