4/25東伊豆にてお客さんと釣りをしましたが爆風の為イマイチの内容・・楽しかったけどね!コマセを余らせて帰るも疲れ果ててそのまま放置・・(笑)
こうして熟成させた(放置して傷んでしまった)コマセを何かに利用しようかと思っていたところ江之浦漁港にて僕の考える黒鯛チャンスの可能性を感じ、クロダイ釣りへ行ってきました。
あまりのコマセを改良していざ江之浦のクロダイ
その黒鯛チャンスとは、江之浦漁港の漁師さんの定置網掃除!・・の翌日!
江之浦漁港の漁師さんが時々定置網らしきものを引き上げて帰ってきてはクレーンで釣るして水を噴射して掃除しているんですが、その時にアミに着いた貝殻・フジツボなどが海に沢山ながれるんです。網に着いた汚れとともに強烈な濁りを出しながら・・
これはある意味コマセに等しいのでは??という考えでその翌日などは黒鯛が周辺に寄っていたりしないかな~と。
で、たまたま朝漁港を眺めているとそんなことをやっていたので、よし!明日やろう!となったわけです。
4/28 朝8時頃恐る恐るバッカンを開封・・・(ヒェ
こんな感じですwwww
これに少しコマセを足します。
という事で結局がっつり1人前のコマセを足しました(笑)
オキアミ3㎏に爆寄せチヌと激濁りをまぜてバッカンに移して準備完了!
僕はゴミをなるべく釣り場に持ち込みたくないのでいつもコマセはお店で袋からあけて混ぜていきます。こうすることで余計なビニール類を持ち込まずに済みますしコマセも現地で海水を加えるだけでOKなので準備もスマートです。また、トロ船で混ぜたほうがしっかりまざります。
クロダイのコマセの時は少し水を加えて混ぜておき水分をなじませておきます。
※黒鯛の集魚剤はムギやコーンなどが入っているものが多く、その粒がしっかり水分を吸っていないと浮いてしまうからです。あと、釣り場に着いたらまずコマセをしてから準備したいという意味もあります。
とはいってもただでさえ重たい黒鯛のコマセ・・渡船以外では水は入れないのですが今回は歩く距離も短く、足場もいい堤防なので水を入れて仕上げちゃいました!
江之浦漁港 今回の釣り座は・・ココ
江之浦漁港
の、この辺・・
当日堤防はそこそこ満員気味・・
先端から順番に埋まっていて空いていたのはココから手前、という事でここでやっていきます。
先ほど書いたようにまずはコマセを入れてから準備!
江之浦漁港はメジナは通年釣れる感じがしますが、クロダイはというと サイズ・釣れる頻度 で考えると3~4月にのっこみ系の魚が良く釣れ、50㎝オーバーの実績も多いのがこの時期。
夏場も釣れたりしますがダンゴ釣りの方に分がある様子。僕がやっているフカセ釣りという釣りだと夏場はエサ取りが激しいのでいま時期の方が釣りやすいかな?と感じています。※もちろん刺し餌を変えたり、仕掛けを変えたり有効な方法は沢山あります。
まぁつまりは黒鯛がめちゃくちゃ釣れる!という場所ではないという事。
なのでコマセをしっかり入れて黒鯛を寄せる、もしくはフラフラしている黒鯛の足を止める。この為にコマセが重要だと考えています。
江之浦漁港の駐車スペース
駐車スペースはこんな感じ!トイレ・自販機もあり車からも近い!
クロダイ釣りタックル・仕掛け
今回竿は、がま磯チヌ競技SPECIALⅢの0号5.3mを使用しました。
仕掛けは以下の通りです。
最初に竿を曲げたのは・・
釣り開始から1時間ほどでしょうか、もやーッとしたアタリで掛かったのはいつものアイゴ君です。
今まで僕が江之浦でフカセ釣りをやった経験からいくと、朝イチ調子がいい時ももちろんありますが、潮の干満等関係なく魚が見えだすのは大体の場合10時頃~が多い気がします。(気のせいかもしれません)
お昼くらいになるとさっきまで何も見えなかった海が急に魚だらけになります。(笑)
ざっと見るとトウゴロ・メジナ・アイゴ・ネンブツダイ・キタマクラ等・・・中には少しいいサイズのメジナも見えます。
なんとこの日はコマセに群がったイワシの群れにヒラメが突っ込んでいる姿がみえました。しかも足元!
実際泳がせ釣りなどでは結構頻繁にヒラメも釣れています。
なかなか大本命のクロダイは反応ありません。
片づけを楽にするちょっとしたひと手間をご紹介
ここでちょっとオススメ
最後の飛び散ったコマセの掃除を楽にするには、時々水汲みの水を変えるついでにコマセを流しておくことです。完全に乾く前なら比較的楽に流すことができますのでぜひやってみてください。
そして次に竿を曲げてくれたのは・・
なかなかの引き・・そしてこの竿に伝わる叩く感覚・・・
くそ~・・
しかしTwitterにアップしたところ皆さん「美味しいヤツ!」などの明るいリプがたくさん♪
釣り人のエゴで残念がるなんて申し訳ない!
引きが強くて美味しいなら最高じゃないか!うん((*-ω-)♪
しかし低水温期はこの通り痩せていますね!
お刺身美味しいとか・・しかし釣った後速やかな処理が求められるそうです。内臓を取り氷で冷やして持ち帰るとよいらしいです。
てかそういえばこの魚鱗ないですよね!!??
めっちゃ楽じゃん。
アイゴ最高じゃん!!
干物しか経験ないので今度持ち帰って色々試してみようと思います!
ふらっと久保野さん登場
地形の話をして・・
そうこうしていると江之浦のスーパーローカルが登場!
あるく江之浦のオールシーズン釣り物図鑑といっても過言ではないこの方は何でも知っている。
そしてこっそり教えてくれる!
しかしそれをこうやって書いたり動画にするともちろん嫌がられるwwwそりゃそうなんだけどねww
この日も足元に魚がムツっ子だと教えてくれた!ムツって言ったら高級魚ですよね、大きくなると沖の深いところに行くんだってさ!
実際江之浦の沖にボートで出てる人の中にはムツとか釣ってる人結構います。
最近良く釣れるこいつ
コマセが効いてくると?なのかいつも釣りを始めて何時間かすると底の方にギラっと白っぽく光る魚体が見える。で、意外と釣れるこの子たち、サイズは20~25㎝くらい・・調べたところ「クロサギ」というらしいです。
塩焼きが美味しいとの事・・である方に聞いたところ、そう書いてあったからやってみたけどそうでもないとの事・・(笑)
これは実際に試してみたいところ。まぁいずれやりましょうか。今日は黒鯛ガチなんで。
しかし、そこから1時間・・
また1時間・・
12時過ぎ・・
コマセも少なくなり・・納竿時間が迫ります。
最後まで漢らしく黒鯛一本勝負で散るつもりで来ましたが・・・
12:57
以下のツイートを残し、漢黒鯛師こいけは姿をけしました。(笑)
最後1時間
メジナ釣りしまーす🥲 pic.twitter.com/Dfzx11VA6j— まりんのこいけ 【marin no koike】磯釣りマンです (@marine_koike) April 27, 2021
ラスト1時間メジナ釣りに変更、久保野ウキS炸裂!
みてください。この前のめりの姿勢!
研ぎ澄まされたここでのメジナ狙いの仕掛けは江之浦スペシャル!!
江之浦のメジナ攻略に必須「久保野ウキSサイズ」

Sサイズの02を選択しセレクトグレの4号をセット!ハリスは1.25号
マーカーとウキをよく見て細かいアタリをとっていくと・・
なかなかにしつこい突っ込みを耐え、やっと浮いたのはななななんとオナガ!!
ハリスが細かったので心配でしたが、チヌ竿の胴調子をうまく使えた気がします♪
江之浦で尾長のこのサイズはうれしい。
その後、口太26㎝を追加・・
その後
15㎝のかわいいサイズ~26㎝くらいまで何枚か追加、とはいえ江之浦で釣りをしている方なら知っていると思いますが、決して簡単にポンポン釣れるわけじゃないんです!魚がたくさん見えるときもありますが、そんな時でもこのサイズを釣るのにも苦労する場合が多く、それなりに魚と知恵比べできます!
0号~1号の竿で遊ぶにはちょうどいいですね~、もちろんもっとデカいのもいますが・・
そして再びいい手ごたえ、上がってきたのは口太30㎝!
これも良く引いた♪
太ってはいませんが悪くないコンディションかと思います。
最後にバッカンの中をかき集めてやっと柄杓1杯分のコマセを確保しあがりの1枚を!と気合を込めて最後の1投・・
奇跡的にバチバチッっとアタリがでましたが、浮いてきたのはアイゴでした。(笑)
というわけで・・結果・・・
まぁまぁうざめの顔ですね(笑
最後に:釣り禁止を避けるため・・
ゴミの処理・釣り場の清掃はもちろんですが、漁業者さんの仕事場ですので邪魔は決してしないように心がけましょう!こうしたトラブルで釣り禁止・立ち入り禁止になった漁港は沢山あります。今後も貴重な釣り場を残していくためにはこうした当たり前のことを当たり前にしていくことが大事だと思います。
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