初心者でも簡単!テナガエビ釣りの基本と楽しみ方
はじめに
テナガエビ釣りは、初心者でも簡単に楽しめるアウトドアアクティビティです。この記事では、テナガエビ釣りの基本情報、必要な道具、釣り方のコツ、そしておすすめの釣りスポットをご紹介します。家族や友人と一緒に、自然の中でリラックスしながら楽しむことができるテナガエビ釣りの魅力をぜひ体験してみてください。食べてもおいしいですよ♪
テナガエビとは?
テナガエビは、その名の通り手(ハサミ)が長いエビで、その特徴的な長い前脚が印象的です。河川や湖沼、池などの淡水域に生息しており、日本全国で見られます。夏から秋にかけてが釣りのベストシーズンで、水温が上がると活発に動き出します。
必要な道具
テナガエビ釣りに必要な道具はシンプルです。以下のアイテムを揃えれば、すぐに釣りを始めることができます。
- 釣竿:軽くて短めの竿が扱いやすく、リール無しのシンプルな「のべ竿」と呼ばれる竿が最適です。
- 釣り糸:道糸はナイロンの0.8号前後、ハリスは0.4号前後で十分です。
- 鈎:2号前後の狐型、小さめの鈎を使用するのでハリス付きの市販のものが良いでしょう。
- 浮き:小さな浮きを使用します。玉ウキ・発泡シモリタイプなど。
- 餌:生の赤虫やミミズ、イソメ、カニカマなどを細かくしてつけても釣れます。
- バケツ:釣ったエビを入れておくためのバケツや細かい網目のフラシがあると良いでしょう。
- 救命具:流れが緩やかとはいえ、水辺の危険は伴います。腰巻タイプの救命具などあると安心ですね。
慣れないうちは、テナガエビ用の出来合い仕掛けを使うとよいでしょう。
↓以下、今回実釣で使用した道具や餌を紹介します。↓
特にロッドメイキングにおいては国内・外で言わずと知れた一流メーカー「がまかつ」の人気キャラ「うきまろシリーズ」ののべ竿タイプです。ラインナップがいくつかありますが今回使用したのは一番長い2.4mタイプです。テナガエビだけなら短くてもいいのですが、その他の釣りにも使うなら長めの方が良いと思います。
同じくうきまろシリーズの出来合い仕掛けです。長さも竿のラインナップに合わせて種類がありますので本当にそのまま竿に接続するだけで使う事ができます。予備の鈎もついていて安心です♪
ロープが付いていて水が汲めればなんでもいいのですが、このように透明だと観察にも使えていいかもしれませんね!
安全第一!いろいろな釣りで使えるので一つ持っておきましょう!
なんといっても今回のアタリエサ!!常温保存可能!持っておけば思い立った時にいつでも行けます!
細く割いて鈎にチョン掛けするだけ!
今回地味になくてはならなかったのがコレ!
少し流れがあるポイントだったので2Bのオモリを追加して流されないようにしました。
出来合い仕掛けには基本1~2本の予備鈎が付属していますが、心配な方は買っておくと良いかも。根掛かりすると細いのでまず切れます!あと、鈎が小さく細いので曲がったり折れたりすることも・・
■コレもオススメ!
以前使ってよかったやつ⇩
ちょうど赤虫のようなサイズ感と色で、今回使ったところ生き餌の赤虫と遜色ない食いの良さでした。常温保存が可能で、生き餌などとは違い買っておけば思い立った時にすぐ釣りに行けます。パッケージにある通りもともとワカサギ釣りに使えるエサなので、余ったらワカサギ釣りに使ってもいいですね。これはかなりオススメです。
釣り方のコツ
- 餌の付け方:鈎に餌をしっかりと付けます。餌が外れやすいので、しっかりと鈎に刺しましょう。
- 釣り場の選び方:テナガエビは流れの緩やかな場所やテトラや石の陰に隠れていることが多いです。浅瀬や水草の多い場所も狙い目です。
- 仕掛けの投げ方:餌を付けた鈎を水中にゆっくりと投入します。浮きが動いたらエビが餌に食いついている証拠です。
- 当たりの取り方:早アワセは厳禁!浮きがゆっくり移動して止まります(テナガエビは餌を咥えて自分の安心できるところまで運んでから食べ始めます)そこで少し待ってから軽くアワセて仕掛けを引き上げます。意外にも魚のような小気味いい引きが楽しませてくれますよ♪
おすすめの釣りスポット
全国にはテナガエビが釣れるスポットがたくさんあります。以下はその一例です。
- 東京都:荒川・多摩川:アクセスが良く、初心者でも釣りやすいスポットです。
- 千葉県:利根川:広範囲にわたってテナガエビが生息しており、様々な場所で釣りが楽しめます。
- 大阪府:淀川:都市部に近いですが、自然豊かな環境で釣りが楽しめます。
- 愛知県:矢作川:豊富なエビが生息しており、家族連れにも人気のスポットです。
当日の釣行内容と釣果
今回は神奈川県にある酒匂川(サカワガワ)でテナガエビを狙ってみました。※釣行日2024.7.28
車でのアクセスがメインとなるかと思いますが、近隣のお店など迷惑駐車はやめましょう!酒匂海岸に駐車場があり、今回はそちらを利用しました。河口を歩きで釣れそうな場所を探したところ、数か所狙えそうなポイントがありました。
日中の釣りになりましたが本来は夜の方が活性が高く釣りやすいそうです。ただその習性からか、障害物の陰になるところがヒット率高めでした。
なるべく障害物の近くに仕掛けを入れてあげた方がアタリが多かったです。
エサはマルキユーの『ちょい釣りのえさ』『ハゼホタテ』、おまけでコンビニの生ハムロースを持っていきました。
ちょい釣りのえさは中身が2パックで小分けで使えるので便利ですね。
アミ姫のような香りがして、エサくささは無いです。
小さく刻まれているので鈎先につけやすいので生き餌が苦手な方にもオススメです。
生ハムは食いつきはよかったですが少し柔らかくつけづらい印象。
つけやすさ、集魚力、喰いの良さでとてもよかったのが『ハゼホタテ』
貝柱が二つほど入ってますが、貝柱一個の1/4くらいでしばらく釣りができます。
繊維を割いてつける感じです。
同行者も良型連発してました。
潮が上げてる最中に活発だったような気がします・・満潮で止まってから少しアタリが遠のいたような・・・あくまで体感なので何度かやってみないとわかりませんが。
日中の釣りはこのようにテナガエビが見えたりするのでそれも楽しみの一つですね。
デカいのが見えると結構興奮しますよ(笑)
実際このテナガエビもサイトフィッシングで釣れました。
引きも強くてたまりません♪
途中根掛かりでハリス切れするも、セットの仕掛けにあった予備の鈎ですぐに復旧して再開できました。
ハサミが小さく、ひとまわり小さいものはメスでこの日釣れたのも卵を抱えていたので何匹か釣れましたがすぐにリリースしました。
8時~11時までの3時間でリリース含めると10匹、サイズは平均15㎝前後、最大のサイズは20㎝でした。(手の長さ込み)
その他は、チチブ(ハゼのような魚)が多くかかりました。
大きい爪があり、ひとまわり大きいのがオスで、メスに比べ貫禄がありますね。
コンパクトで使いやすい『うきまろのべ竿』ぜひ使ってみてください!!
釣ったテナガエビを食べてみよう
釣って楽しいテナガエビですが、食べてもおいしいんですよ!今回は唐揚げにして丸ごと食べてみました。
まずはお酒に浸します、すると動きが鈍くなり下処理がしやすく、臭みとりにもなります。ちょっと残酷な画になりますが、爪楊枝を使って口の部分から胃袋?を抜き取ります。意外とスポッと袋状のものが出てきます。この中には泥や食べたものが入っているので抜き取ることで、特にきれいな水で泥抜きなどしなくてもおいしく食べられますよ。
あとはよくすすいで体の汚れを水で落とします。
塩コショウなどで下味を軽くつけて、片栗粉をまぶして熱した油に投入・・
みるみる赤くいい色に・・
綺麗にカラッと揚がりました♪アツアツのうちに軽く塩を振って・・あとは美味しくいただくだけ!!
うますぎて飛ぶぞ。
下処理については過去に詳しく書いてますのでご覧ください。
まとめ
テナガエビ釣りは近所で手軽に始められるアウトドアアクティビティとして、多くの人に親しまれています。シンプルな道具と簡単なテクニックで楽しめるため、初心者や子供連れの家族にもおすすめです。自然の中でリラックスしながら、テナガエビ釣りを楽しんでみてください。
地域差はありますが、最盛期は5~8月、夏から秋にかけて産卵期でメスは卵を抱えている場合が多いです。
道具含め釣行費用がそこまでかからないので釣り未経験の方でもお試しでやってみるのも良いかもしれません。お子さんの夏休みの貴重な体験になるはずです。
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